国内

京都・祇園の舞妓さんも正月支度 花街であいさつ回り

  • 再生回数:3

京都・祇園などの花街で13日、芸妓や舞妓が芸事の師匠の元やお茶屋に出向き、1年の感謝を伝え新年に向けあいさつする恒例行事「事始め」が行われた。京都の花街では、この日を区切りとし、迎春の準備に取り掛かる。  京舞井上流五世家元、井上八千代さんの稽古場(京都市東山区)には、華やかな着物をまとった芸妓や舞妓が続々と訪問した。鏡餅を並べたひな壇の前に座り、一人ずつ順に「おめでとうさんどす」とあいさつ。井上さんは「頑張って」などと声を掛けた。  事始めが終わると、忙しくなる年末にかけ、「おことうさんどす」とあいさつを交わすようになる。「事多い」の意という。